今回の下巻には、小さんがこの噺を演じると周辺の蕎麦屋が賑わったといわれるほどの「時そば」、破格の魅力を携える「粗忽長屋」、天下一品の「長短」に「親子酒」、小さん晩年の十八番「ひとり酒盛」といったおなじみの噺から、マクラに「看板の一」を配した「へっつい幽霊」や小さん独自の「文七元結」、通しで楽しめる「子別れ」など、上巻以上に充実した演目が目白押し。人間国宝五代目柳家小さんの至芸をお楽しみください。
[DISC:1]富久 (1971年)へっつい幽霊 (1972年)
[DISC:2]猫久 (1976年)時そば (1975年)短命(1973年)*
[DISC:3]子別れ 上・中 (1973年)子別れ 下 (1973年)*
[DISC:4]粗忽長屋 (1979年)棒鱈 (1979年)岡鬼太郎作 意地くらべ(1977年)
[DISC:5]文七元結 (1982年)引越の夢 (1980年)
[DISC:6]ちりとてちん (1984年)*長短 (1985年)*親子酒(1982年)
[DISC:7]ろくろ首(1986年)王子の狐 (1987年)*
[DISC:8]うどんや (1988年)*一目上り (1988年)*
[DISC:9]夏泥 (1989年)*言訳座頭 (1989年)*
[DISC:10]大山詣り (1990年)*ひとり酒盛 (1992年)*
*印の演目には映像解説付き
2013年5月発売